店舗と住宅のつながりとともに見えた
家族が一緒に過ごす幸せのかたち

築20年の中古住宅を店舗併用住宅にリノベーションしたお住まい。「この家を家主から譲り受けるまでの約4年で、新しい住まいのイメージを膨らませていきました」と語る奥さん。工事は、スケルトンの状態までの解体からスタート。構造の補強、キッチンとリビングの増築、屋根の形状の変更と、理想の家のかたちに向けて着々と進んでいきました。目指したのは「家族みんなが楽しめる住まい」と「カフェのような空間」。工事中には何度も現場へ足を運んで、理想の空間を直接伝え、現場のスタッフとコミュニケーションを図りながら、細部にまで家づくりへの想いを反映させていったといいます。

それゆえ、こだわりは住まいの至るところに。木の床材や漆喰の塗り壁、奥さんセレクトのデザイン性の高い照明器具、個性的な壁紙など、設備から仕上げの素材まで、部屋の特性に合うもの、好きなもので家族のための空間はつくられていきました。プランニングでは動線にも配慮。美容室と住まいとを行き来しやすくしたり、キッチン周辺を回遊動線にしたりして空間的なつながりをデザインし、家族のコミュニケーションを円滑する工夫がなされています。

Hさん家族全員が「一番好き」と口をそろえる場所がリビング。「あえてフローリングではなく畳敷きにし、それぞれが好きな場所で好きなように過ごせる空間にしました。それが、私たち家族にぴったりだったんです」と、ご主人は嬉しそうにリビングを見つめます。

奥さんは「リノベーションをしたことで時間的なゆとりが増えて、家族で一緒に過ごす時間が多くなりました。家が良すぎて、外出していても『家の方が素敵だな』なんて思って早く帰ってきたくなるんです」と、笑顔で大満足な様子をうかがわせていました。

広い玄関ポーチ。玄関を中心に、左右に店舗と住宅を配している
美容室では以前の店舗で使用していた鏡と椅子を使用。木のぬくもりに満ちた、落ち着きのある空間
廊下でつながる美容室と住宅。店舗と居住空間を緩やかにゾーニング
ゆったりとした広さの玄関ホール。階段を囲む壁にアールをつけて仕上げたことで、視覚的に柔らかな印象に
陽の光がたっぷりと射し込むリビング。遊びに来たお友達からも、この心地よさが好評だという。キッチンカウンターはこだわりのタイル仕上げ
約17帖のLDK。リビングは天井を高くして、梁を現しにすることで、ナチュラル感のある伸びやかな憩いの空間に
着付室や客間としても利用できる和室。玄関から直接の出入りも可
リノベ前は寄せ棟造りの一般的な2階建の家屋だった
独立型のキッチン。日中でも薄暗い印象だった
2間続きの和室

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