購入前の事前調査が成功へのカギ
夫婦の理想を叶える大満足リノベ
Kさんご夫妻は、ご結婚を機に新居を検討し始めました。実家が津波で被災したご主人は高台の立地を求め、デザイン関係の仕事に就く奥さんは自分好みの内装に仕上げた平屋を希望していらっしゃいました。ただ、注文住宅は費用的に厳しく、望みどおりの空き土地を見つけるのも困難。かといって建て売りでは内装が画一的で好みに合わない。そこで選択されたのが、中古住宅を購入してのリノベーションでした。



「高台に立つ平屋」というお二人に希望に合致したこの住宅は、築58年のわりには傷みが少なく造りがしっかりしていたので、構造体に関しては補強程度で済みました。ただし断熱材は脆弱だったため、内側の壁をすべて取り払って断熱改修を施しました。



プランニングでは、将来お子さんが生まれたときに備えてゆとりと開放感がある空間を意識しました。特に、細かく部屋を区切っていた壁を取り払い誕生した26.6帖のLDKは圧巻です。回遊動線や効率的な洗濯動線など、暮らしやすさに直結する工夫も盛りだくさん。シンプルながらも統一感のある奥さんこだわりの内装も、居心地の良さを高めてくれています。


中古住宅購入リノベーションの成功のカギは、希望のリノベーションが可能であるか、購入前にプロに見極めてもらうこと。今回のKさん宅も、事前に当社の設計士が現場を拝見し、さまざまな提案をさせていただきました。それにより、ご自分たちが住むイメージを膨らませることができ、結果、満足度の高いリノベーションへとつながりました。

VOICE
お客様の声
最初にこの家を見学したときは、古すぎて実際に自分たちが暮らす姿がイメージできませんでした。そんなときにヒノリノさんのHPで「中古住宅購入の前に、一緒に足を運んで内見・事前調査を行います」という一文を見つけ、すぐに相談しました。設計士さんに一緒に家を見ていただき、いろいろなご指摘やご提案をいただいたことで、安心して家を購入し、リノベーションに踏み切ることができました。

奥さんが1㎝単位でこだわったというキッチン脇のニッチスペース。綿密な設計図をもとに、大工職人の手仕事で丁寧に仕上げられている
「コンパクトな家なので、デッドスペースをできるだけなくしたい」という要望にしっかり応えていただき、とても暮らしやすい空間になったと思います。共働きなので、家事がしやすい間取りや動線は本当にありがたいです。また、冬は暖かく、夏は涼しく、以前住んでいたアパートに比べて信じられないぐらい快適です。キッチンカウンターやニッチなどの造作についてもかなり細かくリクエストしましたが、すべてに応えていただきました。おかげで理想どおりの住まいを実現することができました。(Kさん談)
DATA
データ
築年数 | 約58年 |
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工事面積 | 92.00㎡(約27坪) |
改修範囲 | 主な外部仕上げ 屋根/塗装、外壁/窯業系サイディング 建具/玄関ドア:断熱ドア、窓/樹脂サッシ(ペアガラス) 主な内部仕上げ 床/オーク突板仕上げ、フロアタイル(水まわり)、壁/クロス貼り、天井/クロス貼り |