夫婦二人暮らしを楽しく快適に
思い出を残す自宅リノベーション

築26年になる中古住宅を2003年に購入し、以来20年あまり住み続けてきたIさんご一家。その間、家に目を向ける余裕のない日々を過ごされていましたが、3年前に息子さんが他県へ進学し、ご夫婦二人の生活が落ち着いてくると、家のことが気になり始めたそう。特に冬がひどく寒かったため、長く健康に暮らしていくために対策の必要性を感じたといいます。

市の耐震診断を受けたところ、その時点で築44年という年数のわりには状態が良好だったことから、建て替えではなくリノベーションを選択。東日本大震災でのさまざまな対応を通して経験を積んできた点を評価して、当社を工事の依頼先に選んでいただきました。

リノベーション前の玄関の様子
照明が彩る玄関ホールは奥さんのお気に入り。デッドスペースを利用して設けたコートかけがとても便利

ヒノリノでは、耐震改修や断熱改修を施したうえで、ご要望を最大限取り入れた、ライフスタイルにふさわしいプランをご提案。お打ち合わせを重ねた末、Iさん宅は冬暖かいのはもちろん、明るく広々としたLDKや対面式キッチン、家事がしやすい水まわり動線などを備えた、快適に暮らせる住まいへと変貌を遂げました。

工事前は二間続きの和室だった
縁側をなくしたことで部屋の隅々にまで光が行き渡り、明るい印象に大変身。リビング上部の折り上げ天井が空間のアクセントに
以前のキッチンは北側にあり、壁付けのL字型だった
キッチンからリビングを望む。オープンな対面式にしたことで夫婦の会話も弾むようになったそう

LDKに露出している構造上外せない2本の柱は、あえてそのままの姿で生かしました。愛着のあるわが家の面影を残しつつ、居心地よくよみがえらせるヒノリノのノウハウが活きたリノベーションに、ご夫婦には「ここまでできると思わなかった」と喜んでいただき、大変うれしく思っています。

ダークな色合いのセラミック製ワークトップがスタイリッシュなキッチンは、ショールームに何度も足を運んで選んだ。横並びにダイニングがあって、使い勝手が良い
ランドリールームで洗濯して干した衣類は、ハンガーにかけたまま隣のウォークインクローゼットに収納。洗面室と脱衣室を分けているのもプランのポイント
家で仕事をするときなどに重宝しているワークスペースは、プラン時に加藤さんが提案。片側の壁一面には大容量の棚を造作した

VOICE
お客様の声

実は工務店の候補はいくつかありました。そんな中でもヒノリノさんは、自由度の高さ、できることの多さがピカイチで、私たちの希望に沿った提案をしてくださり、リノベへの期待が一気に高まったのを覚えています。構造上どうしても抜くことができないリビングの柱については、「ご家族の歴史を見守ってきた柱なので残しませんか?」とご提案いただき、そのまま残すことにしたのですが、そうした心づかいもうれしかったですね。すべてにおいて意見交換をしながら進めていったので、納得感も満足感も高かったです。

あえて残したもとの家の痕跡が、住まいへの愛着を深める

明るく暮らしやすい家に生まれ変わったわが家を見て、「まさかこんなに素敵になるとは!」と感激しました。購入した時点で中古住宅だったので、今まで家のことで相談できるところがなかったのですが、これからは何かあったらヒノリノさんに相談できるのも心強いです。いろいろな意味で、将来にわたる安心を手に入れることができました。(Iさん談)

 

DATA
データ

築年数 約47年
工事面積 122.57㎡(約37坪)
改修範囲 主な外部仕上げ
屋根/塗装、外壁/窯業系サイディング
建具/玄関ドア:断熱ドア、窓/樹脂サッシ
主な内部仕上げ
床/挽き板・突板フローリング、壁・天井/ビニールクロス
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